伊丹市で公立保育所の民営化に反対して署名活動をしていた「伊丹市の保育を考える会」(伊保連、松村吉祐会長)が署名2万5708人分を集め、5日、藤原保幸市長に手渡した。
伊保連は06年10月に「公立を民営化せず、(私立を含む)すべての子どもたちのために十分な予算を確保してほしい」との趣旨で署名活動を始め、同12月に2万212人分を藤原市長に提出。その後の1年で5496人分が集まり、追加分を手渡した。
同市は07年10月、8カ所ある市立保育所のうち2カ所を10年度までに民営化する計画案を示し、現在、市民の意見を募っている。【池内敬芳】
〔阪神版〕
毎日新聞 2007年12月6日