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2007年12月6日(木) 19:10 |
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坂出港の海中から自転車見つかる
坂出市で幼い姉妹と祖母が遺体で見つかった事件で、6日、祖母の自転車が坂出港の海中から見つかりました。捜査本部では容疑者の供述通り見つかったことから、犯行は計画的で単独で行ったとの見方を強め、その動機について厳しく追及しています。
坂出港の海中から引き上げられた紺色の自転車。事件発生当時から行方が分からなくなっていた祖母・三浦啓子さんのものです。 死体遺棄容疑で逮捕された川崎政則容疑者の供述に基づき行われた捜索で、事件発生から3週間経った6日発見されました。 祖母が孫2人を連れ出したよう見せかけるために三浦さんの自宅から自転車を持ち去り捨てたと供述している川崎容疑者。 自転車が見つかった場所は、先月30日、携帯電話が発見された現場から僅か100mしか離れていません。 いずれも供述通りの場所で見つかったことから、捜査本部では、一連の犯行は川崎容疑者単独によるものという見方を強めています。 遺体の遺棄現場となった資材置き場には、捜索前、背丈ほどの草が生い茂っていて周りからは目に付きにくい状態でした。 一方、遺体遺棄現場から道路を挟んで、携帯電話と自転車を捨てた場所は、深夜・未明の時刻でも船の荷積みのトラックや作業員などの出入りもあり、車1台が入ってきても気に留める人はいないといいます。 捜査本部では、三浦さん宅での凶行から死体遺棄、携帯電話や自転車の証拠隠滅まで入念な計画性を持って犯行に及んでいることから、その背景にある動機について川崎容疑者を厳しく追及しています。
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