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... 「新たな公的役割検討」　岡山市民病院問題で高谷市長

12/06-12:35--「新たな公的役割検討」　岡山市民病院問題で高谷市長

　建て替えが懸案となっている岡山市の市民病院問題で、高谷茂男市長は５日、定例市議会で高月由起枝氏（公明）の代表質問に対し、同病院の新たな公的役割の検討が必要との認識を示した。 　高谷市長は、同市の医療環境が恵まれていることに触れながら「２４時間３６５日、安全安心を提供する新しい医療体制の整備や保健福祉分野、岡山大学との提携などによって、今までと違ったこれからの新しい時代に求められる公的な役割を検討していく必要があると考えている」と力を込めた。 　また、一般会計の負担金で、多額の市民負担が掛かることにも言及し「現在の医療状況と将来の見通しを踏まえながら、慎重にさまざまな角度から検討しているところ」と現状を説明。検討を進めている内部組織「市立市民病院あり方検討専門会議」では、今年度中をめどに取りまとめをしたい考えを示した。 　再々質問で高月氏は「新しい役割が示されたら、市長はゴーを出されるのか」と念押し。高谷市長は「もちろん、どうしても市民病院でなかったらできないということが出れば、考えないといけない」と述べた。

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