動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

開所まであと3日



人気blogランキングへ


毎日、朝から譲渡会の準備やワンたちのお世話に追われておりますが、お陰さまでワンたちはとても元気に走っております。
ご安心下さい。
そして、全国からボランティアさんが来られ、日が暮れるまで奉仕をしてくれています。

昨日は大阪、三重から、今日は滋賀から、明日は名古屋からと遠路遥々、有難い事で感謝いたします。

滋賀シェルター開設に伴い、地元住民の理解を得るために、この二ヶ月間に6度に渡り話し合いを継続してきましたが、残念な事に、合意には達しませんでした。
住民の不安を解消すべく、要求事項を全て受け入れていく話を最終的にお話をさせて頂きましたが、それでも、反対運動をしていくそうです。
今までは不安要素を解消しさえしてくれれば受け入れるし反対はしないという事でしたが、何が何でも反対だそうです。
反対理由は、排水の問題、鳴き声、臭い、被毛の散乱の4点が主でした。

今までの経緯からすれば、私としては必要のない設備であると考えていた浄化槽設置を受入れ、また設置する事は多大な費用の支出になるのですが、それでも不安要素を一つでも解消できるのならばと、決めた事でした。
犬舎の排水については、既存の排水処理は地下浸透枡で処理する方法でしたが、住民の不安を解消する目的で浄化槽設備を設置する事を決め、また鳴き声、臭い、被毛の散乱については、施設外周のフェンス塀の内側に植樹を施し、少しでも不安を減少する計画案も提示しました。
これで全ての要望を受け入れてきたのです。

6回目の会合が済んだ翌日、それでも反対期成同盟さんは反対運動を継続されるそうです。
そして反対デモも行うそうです。マスコミでも大騒ぎになって全国に知れ渡った10月6日のバリケード事件、この二の舞だけはしたくはなかったので、これまで対話を選択して二ヶ月もの間、施設の稼動を遅らせてきたのでした。

最後の話し合いには、地元の要請で蚊帳の外にいた高島市も、私の要請を受けて仲裁に再度、入って頂き、会話を致しましたが、伊井地区の方々、反対期成同盟の大森会長さんは最後まで反対をされるそうでした。反対理由が解消されていっても尚且つ、反対運動をされるという目的が今一、理解が出来ません。
反対の科学的根拠もなく、ただただ感情論で反対だそうです。
地元には酒波地区と伊井地区の二地区あるのですが、唯一の救いは、二地区のうち、私どもが位置する酒波区の住民は理解を示してくれるそうです。協定書の調印には至っておりませんが協定書作成には前向きで、概ね、当方の善後策を受けて頂けると理解しました。

12月9日は開所式、譲渡会&バザーを行います。
全国から多くの方が、この施設のオープンを楽しみにしており、これで1頭でも多くの犬が救われると期待をしております。
私は、合意を頂いたら地域の発展の為にも、「動物に優しい町」にするためにも貢献をしてまいります。また、お世話になる高島市にも市政においても貢献していきたいと思います。
観光都市の目玉になればいいなぁ、と考えております。

当日、反対期成同盟の「反対看板」が附近に立っていますが、景観は悪いです。しかも反対派が附近に居るかも知れません。
でも、ご心配召されるな。不幸な過去を背負ったワンたちのセカンドチャンスなのです。
暖かい思いやりを持って会場にお越し下さい。
反対派のせいでワンたちの幸せを壊されてなるものですか。
心ある方のご来場をお待ちしております。
それでもご心配でしたら、私がお迎えに参りますのでお電話ください。


今日、施設内で作業をしていたらご近所の農家の方が前を通り、
「お早うございます」と声を掛けたら、「おはよう、ここは寒いだろ。綺麗になったね。」
「はい、お陰さまで完成です」「そうかい、こちらも最近、犬が来てから、猿や鹿が来んようになったわ。助かっとるわ。」「そうですか。それはよかったね」「ああ、これからは農作物も荒されんで助かるわ」「ははは、それはよかった、よかった」

こんな会話が出来てきたのも、徐々にうち溶けてきたんだなぁ。と、嬉しくなりましたね。
そうそう、今日、大きくて綺麗な胡蝶蘭が施設開設のお祝いにと、ご支援者の方から届きました。
嬉しいことです。








人気blogランキングへ

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

Template Designed by DW99