自民党の中川昭一元政調会長や無所属の平沼赳夫元経済産業相らが中心となり「保守」の在り方を考える勉強会の設立総会が4日、都内で開かれ、衆参両院議員30人が参加した。代理出席も29人いた。
勉強会は、安倍晋三前首相が掲げた「戦後レジーム(体制)からの脱却」路線を継承しながら保守勢力の再結集を図るのが狙い。総会では、会長に中川氏、最高顧問に平沼氏が就くことや、会の名称は今後検討していくことなどを確認。「真の保守」を目指すという理念の下、地域間格差の解消や農業、教育の再生、外交など幅広い分野で意見交換していくことで一致した。(07:03)