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町村官房長官「常任理事国は夢のまた夢」

 町村信孝官房長官は6日午後の参院外交防衛委員会で、海上自衛隊がインド洋での給油活動から撤退した影響に関し「日本の評価がじわじわと低下していることに気付かなければならない」と指摘した。その上で、日本が人的な国際貢献に消極的と国際社会に受け取られかねないとし「(国連安全保障理事会)常任理事国入りは夢のまた夢だ」と懸念を示した。

 石破茂防衛相は、民主党が「油を出すより(防衛省の)うみを出せ」と防衛省改革を優先させるよう訴えていることに「うみも出す、油も出すというのが日本のあるべき姿だ。給油活動は日本の国益で国際社会への責任だ」と反論した。自民党の佐藤正久氏への答弁。

 与党は委員会終了後の理事懇談会で、定例日以外の7日に一般質疑、10日に有識者の参考人質疑をそれぞれ行う日程を重ねて提案。野党は、防衛商社「山田洋行」元専務らとの宴席同席が指摘される久間章生元防衛相の証人喚問などが実現しない限り、定例日以外の審議には応じない方針を示した。7日の委員会開会は見送られた。

[2007年12月6日19時53分]

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