|
九州発 トップ | 週間ニュース | 九州経済 | 九州スポーツ | 地域版 | ニュース特集 | 文 化 | 九州旅行情報 | 博多発 |
|
|
輸血用の血液製剤製造、九州の拠点が久留米に完成九州の輸血用血液製剤の製造拠点となる日本赤十字社の九州血液センターが、福岡県久留米市の産業団地内に完成、5日、完工式が行われた。各県で行っていた製剤業務を集約して効率化と安定供給を図るもので、来年1月から稼働する。 1万8700平方メートルの敷地に、製造棟(延べ床面積約5800平方メートル)、事務棟(同約1400平方メートル)などを備える。 140人体制で年間、血液製剤約53万本を製造、約57万本の血液検査を行う計画で、HIVや肝炎ウイルスを感染初期で確認できる装置も導入する。総工費は約20億円。 日赤が、全国約50か所で進めている製造拠点の統廃合の一環。宮崎や鹿児島県など遠距離となる産科医からは「大量出血などの緊急時に間に合うのか」と懸念の声もあるが、日赤は「血液製剤の必要量は今後も各県の血液センターに常時確保され、供給に問題はない」としている。 |
編集長おすすめお得情報・運勢・生活
PR特集おすすめPR |