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2007年06月06日
Rally Xギリシャ号6月7日(木)発売!!
2007シーズンWRC前半戦を締めくくるのは、灼熱の太陽と鋭く尖った岩がクルーを苦しめる伝統のマシンブローカーラリー、アクロポリス。このラリーフィニッシュ後、WRCは8月のフィンランドまで2カ月間の長いインターバルへと入るため、各チームとも良い流れでシーズンを折り返したいところか。
木曜日のスーパーSSで幕を開けたラリーは、金曜日に本格的なスタートを迎える。ラリー序盤、有利なスタート順を活かしたスバルのふたりが快走。ここまで不振を極めていたクリス・アトキソン、ペター・ソルベルグは好タイムを連発する。しかし、午後のステージに入ると、路面掃除の足かせが外れたグロンホルム、ローブのふたりが浮上。さらにヒルボネン、ソルドも続き、初日を終えてトップのグロンホルムから6位のソルドまで10.7秒差にひしめく大混戦となった。
レグ2、均衡が崩れたのは今シーズンWRC最長を誇る48.8kmのアジ・テオドリだった。SS10ではパンクからアトキンソンが脱落、さらに再走となった午後のSS14ではローブがパンク、P.ソルベルグもダンパートラブルで遅れてしまう。結局、ほぼノートラブルで1日を走りきったグロンホルムが、2位のローブに対して40秒以上の大量リードを手に入れる。
グロンホルムは最終日も安定したペースで走りきり、サルディニアに続くシーズン3勝目、さらにフォードにとっては記念すべき60勝目となった。2位にはドライバーズ選手権でグロンホルムとの差を11点差にまで広げられてしまったローブ。シーズン初の自力ポディウムに喜びを爆発させたP.ソルベルグが3位を手にしている。
特集は、06フォーカスの販売も絶好調、両選手権をリードするフォードを率いるマルコム・ウイルソンへのインタビュー。グロンホルムの去就、WRCの将来、さらに息子マシューに関して赤裸々に語った。自身が制作に携わったゲームソフト『colin mcrae rally』をコリン・マクレー自身が語ったインタビューも見逃せない!!
定価550円・6月7日(木)発売!!
投稿者 rallyx : 01:56