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2007年08月22日
Rally Xドイツ号8月24日(金)発売!!
開幕戦のモンテカルロ以来となるターマック戦ドイツ。スバル・インプレッサWRC2007、そしてフィンランドでデビューウィンを飾ったフォード・フォーカスRS WRC07にとっては、初の舗装イベントだ。
これまでドイツ5連勝中のセバスチャン・ローブが絶対的な大本命とされている中、レグ1でそのローブを抑えたのが、今回OMVクロノス・シトロエンからクサラWRCで参戦するフランソワ・デュバルだった。ローブにタイヤ選択のミスがあったとはいえ、2005年にはローブのチームメイトとしてドイツ2位に入った実力を見せつけた形だ。
しかしレグ2に入ると、デュバルが2度のスピンで後退。ローブが定位置の首位に浮上すると、2位以下をいっさい寄せ付けず、そのままフィニッシュ。ドイツ6連勝を達成した。
熾烈を極めたのは2位争い。最終日まで2位をキープしていたマーカス・グロンホルムだったが、ベストタイムを連発し猛烈に追い上げるデュバルに焦ったのか、最終ステージで痛恨のコースオフ。40秒近くのタイムロスを喫し、4位にポジションを落としてしまう。これでデュバルがローブに続く2位を獲得。3位にはミッコ・ヒルボネンが浮上している。
特集は、近年次々と登場しているS2000、Rレギュレーションといった新規定ラリーカーを徹底解剖。現行のWRカー、グループN、S1600とはどこが違うのか? これさえ読めば、これからのWRCテクニカルレギュレーションもバッチリ。ドイツ期待のハンサムドライバー、アーロン・ブルカートのインタビューも見逃せない!!
定価550円・8月24日(金)発売!!
投稿者 rallyx : 14:44
2007年08月08日
Rally Xフィンランド号8月9日(木)発売!!
2カ月のインターバルを経てWRCは、フィンランドで後半戦がスタート。このインターバルの間、各チームは欧州各地でのテストを勢力的にこなし、中でもフォードはフォーカスRS WRC07をデビューさせる。
お馴染みキレリ競馬場のスーパーSSで幕を開けたラリーは、翌日からユバスキラ近郊のハイスピードグラベルで、フライングフィン同士の火花散る秒差のバトルが繰り広げられた。
SS2でベストタイムを奪った若手のヤリ-マティ・ラトバラこそ、トラブルで遅れたものの、BPフォードのふたり、マーカス・グロンホルム、ミッコ・ヒルボネンは、レグ1を終えてその差わずか、4.4秒。さすがの王者セバスチャン・ローブも、「このラリーでフィンランド人を負かすのは、不可能だ」と首を振る。
しかし、レグ2に入ると、このフィンランドで過去7年6回の勝利を誇るグロンホルムが徐々にヒルボネンを引き離し始めた。「僕がこれ以上できないほど攻めたステージで、マーカスは4秒も上回って来た」とヒルボネンは、空を仰ぐ。結局、グロンホルムは最終日もすべてのステージでベストタイムを奪い、完勝。ハンヌ・ミッコラが持つフィンランド最多勝利数、7に並ぶことになった。
特集は、ロシアで初めて開催された国際ラリーイベント、インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジをミシェル・リザンが現地からリポート。かの地でWRC開催はありえるのか? 好評連載ヤングドライバーズファイルは、次世代の英国を担う存在となれるか、PCWRCを今年から戦うスチュワート・ジョーンズ。全日本で絶好調、勝田範彦のインタビューも見逃せない!!
定価550円・8月9日(木)発売!!
投稿者 rallyx : 15:49