福岡・筑前 三輪中いじめ自殺事件

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いじめ指導書「活用されず」 県教委が報告 福岡・中2男子自殺(朝日新聞)

いじめ指導書「活用されず」 県教委が報告 福岡・中2男子自殺 【西部】


 福岡県筑前町の三輪中学2年の男子生徒が自殺した問題で、福岡県教委は30日、三輪中では同教委がつくった「いじめ早期発見・指導の手引」が活用されていなかったと、県議会文教委員会に報告した。
 手引は、95年9月に作成。子どもが発するサインをつかむために、「表情が暗い」「一人でぽつんとしている」など児童・生徒の状態についての項目や、「友達との下校を奨励していますか」と教師が自らの行動を振り返る項目を集めたチェックリストなどがある。
 亡くなった生徒の父親は30日夜、三輪中で手引を使っていなかったことについて「それは怠慢ですね。(使っていたら)もしかしたら、もしかして(自殺しないで済んで)いたかも知れない」と記者団に話した

 ○「被害者の会」が県教委に申入書
 いじめを苦に自殺した全国の子どもたちの遺族が設立した「いじめ(不登校・ひきこもり・自殺)被害者の会」は30日、いじめ対策を早期に進めるよう求める申入書を福岡県教委に渡した。

朝日新聞 10/31 朝刊

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