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12月5日のながさきニュース
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長崎新聞
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まき餌制限1年継続 対馬の韓国人釣り問題
対馬を訪れる韓国人釣り客が外国人に法律で禁止されている「まき餌釣り」をしている問題で、県対馬海区漁業調整委員会(部原政夫会長)は四日、今年一月から一年間施行していた遊漁のまき餌釣りを制限する措置を、来年一年間継続することを決めた。
制限内容は(1)まき餌は一人一日十キロ以内(2)まき餌による漁獲量は一人一釣行十キロ以内(3)岩ノリなどの収穫期に当たる十二月一日から三月三十一日まで午後九時−午前六時の間はまき餌釣り禁止−など。日本人を含む遊漁者のルールを確立して外国人のまき餌指導を強化する狙いがある。
遊漁船業者には遊漁船利用者への周知を義務付け、違反すると知事から順守命令が発せられ、命令違反には一年以下の懲役または五十万円以下の罰金などが科せられる。
遊漁のまき餌釣り制限が施行された一月以降も、対馬沿岸ではまき餌釣りが横行しており、四日の委員会では、委員から「住民や漁協が監視しないと難しい」「(まき餌釣りを取り締まる)新しい法律や県条例を作るほかない」などの意見が出た。
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