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札幌市議会:無防備条例案で請求者意見陳述 /北海道

 「無防備平和条例」制定の直接請求を受け、札幌市の定例市議会で4日、請求代表者の市民の意見陳述が行われた。陳述時間は計30分で、請求代表者の一人、森啓・北海道学園大教授(自治体学)は「市議会は市民の真摯(しんし)な要望にぜひ応えるように審議願いたい」と訴えた。条例案は総務委員会に付託され、10日審議される。

 直接請求を受け、上田文雄市長は条例に反対の意見を付して議会提案している。森教授は「戦時には市民の生命・財産を守るため、市民の信託を受けた市長として自衛隊に『撤退してほしい』と言うべきだ。自ら自治体の自治権を強めていこうという方向を取らずに国に全部任せるのはいかがなものか。失望した」と反論した。【内藤陽】

毎日新聞 2007年12月5日

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