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目にアマル派閥闘争…不振とは別のチーム内不協和音
オシム代表監督勇退を機会に“オシム派一掃”

千葉監督を解任されたアマル氏(クリックで拡大)
千葉監督を解任されたアマル氏(クリックで拡大)
 オシム監督の長男、アマル氏が千葉監督を解任された。今季13位の成績に言い訳はできないが、オシム監督が今も代表監督ならばクビを切ったか…。元古河電工出身の岡田武史代表監督誕生目前、JR東日本と古河電工が親会社の千葉でも“古河閥”が猛威をふるったのが「アマル切り」の真相か?!

 天皇杯敗退の千葉は今季日程をすでに終了したが、来季に向け、アマル監督下で4日も練習を行っていた。そこに非情の知らせ。病に倒れたオシム監督の退院を待たず、千葉はアマル監督解任を発表した。

 練習後、アマル監督は「また、明日」と短い言葉を残してクラブハウスを後にした。リーグ戦13位、ナビスコ杯予選リーグ敗退、天皇杯初戦4回戦敗退と今季の成績不振は明白。これまでクビを逃れてきたが、やはり、後ろ盾を失ったのは大きかったようだ。

 関係者は、「オシムとアマルは全く違う。アマルのままだと『チームを出たい』という選手が、あまりに多すぎたからではないか」と、チーム内にくすぶる不協和音を推測する。また、「結局、オシム監督が代表監督に取られて以降、チーム内に淀川社長の求心力低下が著しく、亀裂が埋まらなかったため」と話す関係者もいた。

 昨年、当時千葉監督だったオシム氏が代表監督となったのは、「早大−古河電工出身」の日本サッカー協会・川淵キャプテンと、同じく「早大−古河出身」の後輩・淀川隆博・千葉社長との“共同作業説”が今でも有力だ。

 そのため、オシム監督を日本に招聘した元GM祖母井秀隆(現フランス・グルノーブルGM)の怒りは収まらなかった。「川淵さんは独裁者だ」と日本サッカー協会からの転職オファーを固辞。手を貸したといわれる淀川社長とも亀裂が生じ、千葉を離れたといわれている。今の千葉では、“アンチ淀川”のオシム派がアマル監督を支えてきたわけだ。

 面白くないのは淀川社長。いつまで経っても“悪者扱い”だ。アマル監督の評判は悪いが、クビにはできず、さらに成績は出ない。そこでオシム代表監督勇退の機会に、とうとう“オシム派一掃”を強行したというのだ。

 「祖母井財産を使い切った千葉は、これで降格争いをするチームになった」と関係者は手厳しい。アマル監督までも職を失ったオシム一家は、これで日本に滞在する理由はなくなった。オシム監督の容体次第だが、一家そろって自宅のあるオーストリアに帰国するのも時間の問題といえそうだ。

ZAKZAK 2007/12/05

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