福井県敦賀市の会社員男性(33)宅で4日午後10時10分ごろ、浴槽内に生後4カ月の長男が浮いているのを男性が発見し、119番通報した。市内の病院に搬送されたが、約7時間後に死亡した。駆けつけた敦賀署員が、男性宅の車庫の乗用車内で、男性の妻(27)が手首や腹を切り、軽いけがをしているのを発見。妻は「長男を浴槽に沈めた」などと話しているといい、同署が事情を聴いている。
調べでは、男性が仕事を終えて帰宅したところ、風呂場の浴槽で長男を発見。車内にいた妻のそばに包丁があり、妻は自ら刺したとみられる。一家は3人暮らしで、妻は育児に悩んでいたという。