福岡市の保育内容等検証委員会(座長・針塚進九大大学院教授)は4日、報告書をまとめ、吉田宏市長に提出した。
委員会は、公立保育所の民営化見直しを検討するため、市が7月に設置。07年4月までに民営化した市内4カ所の保育所の運営状況や保育環境、子供の様子について保育所側と保護者から聞き取り調査などをした。
その結果をまとめた報告書には「保育環境などについて特に問題はなく、保育内容についても一定の水準にある」としている。
報告を受けた市は、今年度内に市内の計17の公立保育所について民営化するかどうかの方針を決める。
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2007年12月5日