パリ・オペラ座バレエ団名古屋公演
12月1日からチケット先行発売開始。世界最高峰のバレエ団が来日!
【社会】団地火災で女児重体 各務原、救助のため4階から投げ下ろす2007年12月5日 夕刊 5日午前3時半ごろ、岐阜県各務原市尾崎西町1の3、県営尾崎団地B6棟5階506号室の運転手田原陽子さん(35)方から出火。約65平方メートルの同室を全焼した。この火事で、階下の4階405号室に住む介護士延安重佳さん(27)の長女芽花(めいか)ちゃん(2つ)が、救助のためにベランダから約10メートル下の駐車場へ投げ下ろされたが、アスファルトの地面で頭を強く打って重体。各務原署は田原さん方の電気ストーブが火元の可能性が高いとみて、原因を調べている。 調べでは、同棟は鉄筋コンクリート造り5階建て。田原さん方は5階の西端にある。田原さんは当時不在で、長男(14)と長女(11)は逃げだし、煙を吸ったが、けがはなかった。 延安さんは、家族4人で玄関から逃げようとしたが、煙が充満していたため、ベランダから階下へ降りようと試みたらしい。延安さんが先にといづたいで3階に降り、安全を確認して再び4階へ家族を呼びに行こうとした際、動転した妻(26)が駐車場に避難していた住民に向け「受け取って」と芽花ちゃんを落としたという。地上にいた住民らは「危ないからやめて逃げろ」と声をかけたが、妻は芽花ちゃんを落とし住民が受け止めきれなかったらしい。長男(5つ)は無事だった。この棟は1フロアに6部屋あり、階段は3カ所。1つの階段を挟む形で左右2部屋で構成されている。延安さん方は出火元の部屋と同じ階段を利用していた。
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