今年のトップニュースは「安倍首相辞任」−。筆記具の総合メーカー「セーラー万年筆」(東京都)が5日、10代の若者が選んだ重大ニュースの調査結果をまとめた。
調査は今年11月にインターネットを使い、全国の10代の男女計500人を対象に行った。重大ニュースは5項目まで、流行語は1つのみを回答。
重大ニュースの1位は「安倍首相辞任」。トップ10はほかに、2位「相次ぐ食品偽装問題」▽3位「消えた年金記録問題」▽4位「ZARDの坂井泉水さん転落死」▽5位「参院選・自民党大敗」▽6位「中日ドラゴンズ53年ぶり日本一」▽7位「カメラマン・長井健司さん、ミャンマーで死亡」▽8位「亀田大毅騒動」▽9位「福田新内閣発足」−などが続いた。
印象に残った流行語には、1位「どんだけぇ〜」(美容家、IKKO)▽2位「そんなの関係ねぇ」(お笑いタレント、小島よしお)▽3位「おっぱっぴー」(同、小島よしお)▽4位「KY」が入った。
同社は、「今年のトップ10は政治ニュースが目立った。3位の年金問題は直接10代には関係ないと思われたが、将来に対する不安という点があったのでは」と分析している。
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