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年金着服:田村市長が国を批判「国家権力すべてやればいい」 /福島

 田村市の冨塚宥〓(ゆうけい)市長は30日、年金着服問題で社会保険庁が旧常葉町の元課長を刑事告発したことについて、「個人的に憤慨している。国家権力で告発するなら、すべてをやればいい」と批判した。宮城県旧田尻町(現大崎市)の元職員が起訴猶予処分となったことにも触れ、「(田村市も)同様の結果が出るものと安心している」と述べた。

 冨塚市長は同日の会見で、「社保庁は市町村に年金確認の大変な作業への協力を求めているが、(告発について)一言も連絡はない」と不満を露あらわにした。市職員の任意聴取、帳簿の提出など「捜査には協力している」とも話した。

 元課長は年金保険料21万2800円を含む約50万円を着服したとして01年7月に懲戒免職処分となった。社保庁の要請に対し、田村市は「全額弁済し、社会的制裁を受けている」として、告発しなかった。【坂本智尚】

毎日新聞 2007年12月1日

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