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小沢氏訪中同行に、「多すぎる」と自公が了承保留

2007年12月04日23時20分

 訪中する民主党の小沢代表に同党の参院会派の議員24人が同行することが、4日の参院議院運営委員会で取り上げられた。会期中の国会議員の海外渡航は議運の了承が必要で、自民、公明両党は「大量渡航で国会運営に支障が出る心配がある」と判断を保留した。最終的には5日の議運で了承される見通しだが、西岡武夫委員長(民主党)も「よほどの事情がない限り自粛を」と苦言を呈した。

 小沢氏の訪中には同党の衆院議員21人も同行。会期中、50人近い国会議員が同じ時期に同じ目的で海外渡航するのは異例だ。参院議員の中には補給支援特措法案を審議する外交防衛委員会の4人も含まれ、民主党は委員会の議員を差し替えて6日の審議に臨む。

 自民党の山崎正昭参院幹事長は4日の記者会見で「少し行き過ぎだ」と批判。一方、民主党の平田健二参院幹事長は「会期延長するからこんなことになる」と反論した。

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