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【社会】

渋滞回避で停留所を5つ迂回 愛知・豊田の路線バスで

2007年12月5日 19時26分

 東濃鉄道(岐阜県多治見市)が愛知県豊田市で運行する路線バスで、男性運転手(56)が渋滞を回避して遅れを取り戻すために運行コースを勝手に変更して迂回(うかい)、5つの停留所を経ないで走行していたことが5日、分かった。同社は中部運輸局や豊田市に報告。運転手の処分を検討している。

 同社によると、運転手がコースを変更したのは、豊田市の小原地区と藤岡地区を結ぶ路線。11月25日、観光客らの車で混雑する本来の路線である国道419号を避け、約4キロにわたって県道を迂回した。運転手は乗客10人の目的地を確認してから路線を変更した。担当者は「利用者に迷惑をかけて大変申し訳ない」としている。

(中日新聞)

 

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