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| 展示された日本の漫画家年賀状作品と同展世話人の田代しんたろうさん＝川口市立アートギャラリー「アトリア」 |
川口市並木元町の市立アートギャラリー「アトリア」で四日、第十一回「日韓ユーモア漫画家年賀状交流展」が始まった。一九九六年の「二〇〇二年サッカーＷ杯日韓共同開催決定を喜ぶ交流イベント」に端を発し、同市本町在住の漫画家田代しんたろうさん(５９)が「漫画とサッカーを平和と友好の懸け橋に」と日韓の漫画家に呼び掛けて実現した。九日まで。
第一回展は九八年一月、ソウルの日本大使館弘報文化院。川口では〇二年のＷ杯開催年以来七回目。例年は一月に行われるが、今回は初めて十二月の開催となった。
展示作品は百十五点。日本側が全国の四コマ漫画誌執筆漫画家を中心に六十八点。韓国側は韓国漫画家協会が作品収集した四十七点。ただ、えとは両国共通ながら韓国には年賀状の習慣がなく、漫画も一コマがの方が盛んだという。
日本側は植田まさし、ウノ・カマキリ、岡田がる、勝川克志、かまち・よしろう、窪田まり子、高信太郎、さのまこと、宍倉ユキオ、神保あつし、平ひさし、ちばてつやの各氏ら著名な漫画家も多数出展している。
作品は来年のえとのネズミをあしらったユーモアあふれるものばかり。最近は両国ともパソコンで描く人が増え、カラフルできれいなものが多い。田代さんは「これから年賀状を書こうという人には参考になる」と話している。
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