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中国は食品の安全を高度に重視

2007年11月28日

 外交部の秦剛報道官は27日の定例会見で「中国政府は食品の安全を高度に重視しており、立法・行政・世論監督のいずれにおいても強力な措置を講じた」と指摘し、次のように述べた。

 中国は最近、食品の安全管理を強化し、顕著な成果を上げた。今年1〜9月、欧州連合(EU)が中国に輸出した食品の不合格率は0.84%だった。中国が今年上半期にEUに輸出した食品の不合格率はわずか0.2%に過ぎない。今年7月の日本の厚生労働省の統計によると、昨年日本が輸入した中国産食品の合格率は99.42%であり、米国産の98.69%、EU産の99.38%を上回っている。したがって、中国産食品は安全である。

 当然、中国産食品の中にも問題は存在するが、それはごく一部の現象だ。これに対し中国は責任ある態度を取り、食品と製品の合格率を高め続けてきた。われわれの製品にはなお0.2%の問題が存在するが、われわれは100%の努力を尽くしてこの0.2%の問題を解決しなければならない。食品の安全は国際社会が共通して抱える問題であり、互いに非難し合うことは何の役にも立たない。関係各国は手を携えて共に人類の健康を守っていくべきだ。

 食品の安全に関する報道は、事実に基づき真実を求める、客観的で公正な、責任ある姿勢に基づくべきだ。われわれは製品の品質を高め、中国のブランドを守るだけでなく、中国のメーカーと消費者の権益を守っていかなければならない。

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