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生活

町立病院「診療所化しません」 標茶町 道の病院再編に反対表明(12/05 08:05)

 【標茶】三十八の自治体病院に診療所への転換などスリム化を求めた道の「自治体病院等広域化・連携構想」素案に対し、対象の町立病院を持つ釧路管内標茶町が、「診療所化しない」宣言を十二月号の町広報誌で行った。道の素案には、他市町村にも反発の声が根強いが、公式に反対の立場を明らかにしたのは初めて。

 標茶町立病院は内科、産婦人科など五診療科目で、常勤医四人、非常勤医一人。八十五病床を持つが、昨年度の利用率は53%だった。道は素案で、標茶など各病院に対し、財政や病床利用率などから「診療所化を含め規模適正化について検討する必要がある」と指摘していた。

 これに対し町は、広報誌で「診療所化は考えておりません」との大見出しを掲げ、診療所になれば「時間外診療など救急指定病院機能は発揮できない」「釧路市へ通院することになり、負担増大」などと指摘。

 一方、病床利用率低迷のため、交付税削減も予想されることについては、「環境変化によっては病床数削減を検討しなければならない」とした。町は「住民の安心のため、現段階での考えを伝える必要があった」と説明している。

 これに対し、道は「ただ反対するのではなく、住民との議論をしっかりしてほしい」としている。道内自治体には道の素案に対する疑問の声も強く、標茶町の宣言がほかの自治体に広がる可能性もある。

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