ジョニー・デップに英ラム酒メーカー感謝?「パイレーツ」影響で消費量激増
ラム酒メーカーは
「ホー、ホー、ホー!」
「ホー、ホー、ホー!」
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[eiga.com 映画ニュース] 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ船長は、カリブの海賊が好んだサトウキビが原料のラム酒が大好物だ。
英サンデー・ミラー紙によると、この映画の大ブームのおかげで、英国ではラム酒が飛ぶように売れ、バーでもモヒート、ピニャコラーダ、マイタイ、キューバリブレといったラムベースのカクテルが好んで飲まれ、ダークラムの消費量は前年比31%増という驚くべき数字を叩き出した。
英スーパーチェーン、テスコ(Tesco)の営業担当者は「ラムの需要がピークだったのは、みんなでキューバリブレ(“キューバの自由”という意味のラムとコーラのカクテル)を飲んだ60年代のこと。今飛ぶように売れているのは、疑いようがなく『パイレーツ・オブ・カリビアン』のおかげで、あの冒険活劇を映画館で見た人たちが、夜にラムパンチなどを飲みながら海賊パーティを楽しんでいる」と語っている。
パーティ好きのウィリアム王子とハリー王子も、ロンドン・メイフェアにあるナイトクラブ“マヒキ(Mahiki)”で、ラム、ブランデー、ピーチリキュール、シャンパンをミックスしたトレジャーチェスト(“宝箱”という意味)というカクテルをよく飲んでいるとのこと。
無色透明なホワイトラムよりも褐色がかったゴールデンラムは、カクテルとの相性も抜群で、テスコ社では昨年に比べ、売上が65%も伸びているという。