◇健全育成、主役は私たち--いじめ防止の寸劇も
警察と一丸となり、少年少女が自らの手で非行防止や健全育成活動を行う団体「JUMPチーム」が、日ごろの活動を報告をする「ジュベナイル・ボランティア・サミット」(県警、県少年警察ボランティア連絡協議会主催)が10日、青森市の青森公立大で初めて開かれた。
JUMPチーム活動は99年にスタート。チームは中学、高校ごとに置かれ、メンバーは既に4000人を超えている。この日は少年少女や関係ボランティアら約600人が出席。坂明県警本部長が「有害情報から子どもたちを守るため、携帯電話のインターネット接続時にはフィルタリング・サービスの設定が必要だ」と「緊急メッセージ」を述べた。その後、各チームが、いじめ防止を呼びかける寸劇などを舞台上で披露した。【矢澤秀範】
毎日新聞 2007年11月11日