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県教委調査:茨城の小中学生、ストレス解消は物に? /茨城

 ◇県教委「教師と信頼関係」

 茨城の小中学生は対教師暴力に訴えるより、物に当たる傾向があることが、県教委が15日に発表した06年度の「生徒指導上の諸問題に関する調査」で明らかになった。県教委は「子どものストレスは全国共通だが、茨城では教師と児童・生徒間で信頼関係が築けてきているのでは」と分析している。

 県内の国公私立の小中学校、高校の児童・生徒が校内で起こした暴力行為の発生件数は919件。内訳は小学校70件、中学校621件、高校228件だった。「いじめ調査をするなかで暴力行為が浮き彫りになってきた」(県教委)という。

 発生状況を形態別に構成比でみると、公立小の対教師暴力は10・8%で全国19・8%の半分だったが、器物損壊は32・5%と全国24・7%を上回った。児童間暴力は41・0%に対して全国46・6%だった。

 また、公立中でも対教師暴力11・1%(全国16・0%)、生徒間暴力35・2%(同42・4%)、器物損壊46・0%(同31・1%)と、公立小と似た傾向があった。いじめの相談状況は、小中とも学級担任や教職員へ相談する比率が全国より高かった。【立上修】

毎日新聞 2007年11月16日

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