晩飯はラーメン
ちょっと歩いたとこのラーメン屋、すこし美味しい
でも、よく休むんです、ラーメン屋のくせに
予感はしてたけど、やっぱり休んでた
その近くにもラーメン屋が、あんまし美味しくはないがボリュームはある
行ってみた
カウンターの奥に座った
横の座敷の母子、なんかイヤな第一印象
子供は普通だけど、なんか親のオーラが気に食わない
案の定、なんかしらんが店員を罵倒している
何か入ってたんかな？
「もーいいよ 出てくよ ふざけんじゃないよ」
…そのまま食ってるし
いや、出ていけよ？
孤独のグルメなら関節のひとつも決めるシーンだが、そなことすゆ自由さはもちあわせていない
納まるかなー としばらくあからさまに耳をふさいでろくでなしブルースでよくやる舌を出したウンザリ顔をして
「わ・た・し・は・あ・な・た・が・ふ・か・い・で・す」
とサインを送る 君に届け、テレパシー
まだうっさいので席を移り、口論するシミュレーションをしてみる
あからさまな私の態度にからんでくるおﾏﾝ粗
「何だよてめー！ あじゅびゅあじゅびゅ！」
に対して言うべき台詞とは？
くさっ！おまえくっさいわー！！うわっ くっさー！！
とかいろいろありますが今の気分はこれかな
「おまえのお父さん、何の仕事してんの？」（臭いにおいを嗅ぐ顔で）
このおﾏﾝ粗の下品なDQNっぷりからたいした親ではないことは容易に想像できる
そしてこのおﾏﾝ粗はきっと家庭が嫌いだったに違いない、こんな風に育ったのだから
こいつの親のことなんか知らないはずの私にいきなりそれを詰められる
ほぼ親の悪口を言われているようなものだ
そして自分の印象から親の姿まで見透かされたことにイヤな気分になってくれるのではないか
たとえキライな親のことでも他人に言われるのは腹立たしいものである
手短に横にいる子を蔑むのが手っ取り早いが
子はかわいそう
「で？なあ？おまえのお父さん何しとんの？」
そう考えていると哀れに思えてきて胸がすっとした
ちなみにウチのオヤジは浮気中出し不倫セックス受精っ！産みます産ませていただきましゅっ！
さらに会社のお金っ 使い込んでクビっ んんんほほおっ！
でも結局生まれた子は誰の子かビミョーだそうな
サングラスで調子にのっちゃって傘まで投げようとする閣下、未必の故意