野球アジア選手権で3戦全勝、見事に北京五輪出場を決めた星野ジャパン。接戦を制した韓国戦、終盤に逆転劇を演じた台湾戦は大きな注目を集めたが、それ以上に話題となっているのが中継したテレビ朝日での古田敦也元ヤクルト監督(42)の解説だ。
現役時代はデータに基づく緻密なリードとシャープな打撃で「理論派」として名を馳せた。しかし今大会の解説では一転、「オッケーイ」「っしゃー」「頼む!」といった感情的な表現を多用。先月28日のヤクルト懇親ゴルフ大会でも「解説というより応援に行きます」と“予言”していたが、技術的説明などはあまり聞かれず、特に「オッケーイ」については「10秒に1回言ってた」「(いい当たりなら)日本選手がアウトになっても言ってた」などネット上でもブームの兆しを見せている。
この日発表された流行語大賞にはひと足遅かったが、その熱い叫びが共感を呼び、お茶の間のテレビ観戦を盛り上げたのは確かなよう。“古田節”でファンとの結束を強めた星野ジャパンが、次は五輪の舞台で悲願の金メダル目指し突っ走る。
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