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2007年9月16日 (日曜日)

「やる気」は後からついてくる

「やる気」を出すための最高のテクニックは、実は「やる気」を出そうと思わないこと、なのかもしれません。

ITmedia さんから『「なまけ心」に効くクスリ プロカウンセラーが教える「ダメな自分」の救い方』という新刊書をいただいて読んでいるのですが、これがなかなか面白い。Q&A形式で様々な悩みにアドバイスが提示されるようになっていて、モチベーションを上げるためのライフハック集といったところです。

例えば「家事をする気が起きず、なまけてしまう」という悩みに対する回答で、以下のようなアドバイスがされています:

それでも「やる気が出ない」というなら、「やる気にならないとできない」と思っていること自体が間違いだと言いたいです。こういった悩みを抱える人に対する代表的な心理療法で、『森田療法』というのがあります。1920年代に精神科医の森田正馬先生によって提唱されたもので、分かりやすく言えば、「感情を意識せず、体だけ動かしなさい」というものです。

「体がだるい」「疲れている」「落ち込んでいる」……そんなときに「元気を出して、やらなきゃ」なんて思うことでやる気を出せる人なんていません。そんな感情を意識すると、ますます何もできなくなりますから、やる気も元気もないし、気分が晴れないままでもいいので、淡々と体だけ動かすんです。

(中略)

『やる気』というのは、そうやって自分が「やった」という体験を積み重ねていくことによって生まれるものなんです。

なるほど、これは逆説的かもしれませんね。「やる気が出ない、だからやる気を起こそう」と考えるのではなく、「やる気なんて無くてもいい、やればやる気は後からついてくる」とまずは行動してしまうこと、と言えるでしょうか。「モチベーションを上げるための10のステップ」なんて記事を読んでいるヒマがあったら、とりあえず動け、と。

個人的にも、「やりたくないなー」と思って後回しにしてた仕事が、手を付けてみたら意外に集中して打ち込むことができた ― という経験が何度かあったように思います。いや、本当にイヤでどーしても投げ出したい仕事はあると思いますが(それはそれで別の対策が必要でしょう)、とりあえずカラダだけは動かしてみるということは大切かもしれませんね。「食わず嫌い」的に、やり始めたらやる気がわいてきた、ということが実は多いのかも。

つーことで、そろそろ来週火曜締め切りの作業を始めなくちゃなー。

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