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ロッソ熊本、J2に挑戦

J2昇格を決めたロッソ熊本の熊谷主将は乾杯の音頭を取る(撮影・藤尾明華)
J2昇格を決めたロッソ熊本の熊谷主将は乾杯の音頭を取る(撮影・藤尾明華)

 「熊本にJチームを」という構想から5年。ついに夢が実現した。JFL2位で昇格の条件を満たしていたロッソ熊本のJ2参入が3日、正式に決定した。前田浩文社長(67)のもとにJリーグ鬼武健二チェアマンから正式に報告が届き、九州で4チーム目のJリーグチームが誕生した。
 就任3年目で参入を果たした池谷友良監督(45)は「ゼロからスタートして勝ち取ったJリーグ。いい経験をさせていただいて熊本に感謝したい。恩返しできれば」と話した。
 昇格は決めたがチームの状況は厳しい。来年は現在7750万円の資本金を倍以上の3億円とする予定。運営費も今季より1億円増の4億円となる。予算の都合で来季はほぼ現有戦力のまま。外国人選手の獲得も断念せざるを得ない。池谷監督とは現在、来季の契約について協議中だが「浦和のようなチームになるか、J2の下位を目指すか、よりベストな道を探っています」と池谷監督は話す。
 サッカー関係者からの「14位で3年ぐらいやったらいい」という言葉も耳にした。「バカにしてますよね。1つでも上に行きたい。金のあるチームを倒したいです」と池谷監督。J1という夢に向かって新しい戦いに挑む。【前田泰子】

[2007年12月4日8時41分 紙面から]

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