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絵文字業界人インタビュー
●ドラゴンフィールド(株) 門田社長に突撃!の巻

私は以前から一つ気になっていたことがあります。
それは、メールマガジンなどによく入っている、数
行の広告。これって誰が作っているんでしょうね。
コピーもデザインも凝縮された世界ですから、質の
高いものを作るために、それ専門の人がいてもおか
しくないでしょ?つまり、私と同じ絵文字師が、他
にもすでにいるかも知れない……。

そこで……電子メール広告の代理店を営む、ドラゴ
ンフィールド株式会社の門田社長にお話を伺うこと
にしました。この方は、Internet NOW!など、メール
マガジンをたくさん発行していらっしゃいますし、
テキスト広告にもお詳しい方です。さ、突撃開始!




    京太:門田社長。メールマガジンの広告の現状について、いろいろお教 えください。よろしくお願いします。 門田:はい。こちらこそよろしく。 京太:具体的に、門田さんが関わっている、メールマガジンを教えてく ださいますか? 門田:Internet NOW!(日刊・58,000部)DREAM NEWS(週刊・34,000部) Gamer's View(週刊・15,000部) LATENTION(週刊・6,000部) トラベルBOX(週刊・2,000部)の、5種類に参加しています。ぜ ひご購読ください。 ( http://www.dragon.co.jp/ ) 京太:私は全部読んでますよ〜。とっても勉強になる内容で、おまけに 購読無料なのがうれしいです。ところで、五行広告で「効果的だ」 と思ったデザインをご紹介いただけますか? 門田:デザインとしては、この広告が良かったですね。 京太:絵文字が効果的に配置されていますね。上記のように効果的だと 思った広告デザインに、共通する点はどこにあると思いますか? 門田:文字以外の部分で、伝えたい内容を端的に表現していること。文 字以外とは、上記のように絵文字を利用したりする他にも、ピュ アリティスペースとして空白をうまく利用する場合などがありま す。スペースをコピーで埋め尽くすような広告は、あまりインパ クトが高いとは思わないですね。 京太:広告デザインに絵文字を使うことを、どう思いますか? 門田:目を引くという意味で、アイキャッチとしては最適だと思います。 しかしながら、現実的にはきれいな絵文字を書ける人が少ないと いう面が、効果的な絵文字の流布とまではいっていないようです ね。 京太:では、広告を作成しているのは、専門の方がつくっているわけで はないんですね……。現状、広告をデザインしているのは、どん な職業の方なのでしょうか? 門田:メール広告は、出稿企業が社内で作成する、もしくは広告代理店 の営業が代わりに作る、というケースが大半だと思います。これ は、テキストのみで構成される原稿であるため、クリエイティブ スタッフを動かすまでもないだろうとの間違った解釈によると思 われます。 広告に置いて何を伝えたいのか(名称の認知広告なのか、ブラン ディング広告なのか)はじめ、より深くテキスト広告について検 討するというプロセスが、来年以降企業には求められるようにな るでしょう。 京太:つまり、絵文字師のテキスト広告デザイナーは今はいないんです ね……(ああ、同志を紹介してもらえると思ったのに……)メー ルマガジンのテキスト広告をデザインする専門の職業があったら、 いいと思いませんか? 門田:非常に有望な仕事だと思います。希少価値も高いはずです。 京太:絵文字師が作ったテキスト広告の方が、効果がある!と判断され たら、こういう職業もあり得ますよね。私にも今はメールマガジ ンのワンポイント的な飾りの絵文字しか依頼が来ませんが、今後 は五行広告も、作ってみたいと思っているんですよ。 門田:以前にも、京太さんの書かれていた絵文字をみて、感心した記憶 があります。実力は申し分ないですね(^^) また、「絵文字師」 と言う言葉を考えたコピーライティングがまた秀逸です。是非、 普及させましょう。 京太:門田社長がそうおっしゃってくだされば、鬼に金棒です!今年は 「五行広告の世界に潜む、絵文字に命をかけてデザインしている 同志」を探していこうと思っています。そして、絵文字師という    職業を、普及させたいんです。お力をお貸しくださいね。 門田:現在のテキスト広告は「テキストだし料金は安いし」といった、 「ナメ」がクライアントにあるようで、原稿の制作にお金をかけ るということが少ないのです。でも、99年は、この風潮を打破し ましょう! 是非、各企業の担当者の皆様には、株式会社イー・エージェンシー を通して、テキスト広告の効果を一度お試しいただければと思い ます。 京太:門田さん、素敵なお話をありがとうございました。このお話を胸 に、「絵文字師・京太」ますます絵文字道に邁進していく所存で す。最後に、門田さんへ私から「絵文字」をプレゼントしますね。 次回の絵文字業界人インタビューをお楽しみに!
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