精神症の甥に濃硫酸をかけられた12歳の少女

2007-10-23 Tue 22:01
71023i.jpg網易
画像の少女は陳超。1994年10月27日、四川省巴中市の池のほとりに捨てられて泣いていたところを陳芝平さんに拾われました。

陳芝平さんの家には男の子がひとりいましたが、分け隔てなく育てられ、成長した陳超は画像のように愛くるしい笑顔に大きな瞳、そして体つきもほっそりと、踊ることが好きで学校の成績にいたってはずば抜けて優秀だったといいます。
今年中学に入学した陳超は、積極的に家の手伝いをこなし、育ての親にも惜しみない愛情を注がれて、より一層勉強に励んでいたそうです。

2007年7月30日のことでした。ゲームをしていた陳超の背後から、遊びに来ていた甥の王が500ml入りの濃硫酸の瓶をもって近づき、振り向いた陳超の顔にぶちまけました。瞬時に爛れる陳超の顔。陳超の叫び声でこのことを知った両親は、直ちに陳超を近くの病院に運びます。しかしながら火傷の程度がひどいため、陳超は重慶市の南西病院に移して手当を受けることになりました。

陳超の火傷は三度の重傷。患部は体表の40%に及び、顔以外にも胴、臀部、四肢、両目が損なわれ、手術は8月9日以来五回に及ぶもいまだその後の施術は陳超の回復待ちだといいます。

しかし家でも治療費は底をつき、現地メディアや現地政府の援助や寄付金もこの大きな手術には焼け石に水。両親はここに至って、ネットを通じ、寄付金を募ることにしました。
「いつまで入院すればいいの?」と訊ねる陳超。両目は失明、耳も鼻も損なわれた陳超はいまだ自分の顔が傷ついたこともはっきりとはわからないのかもしれません。なお、王は精神症を患っていました。下画像は現在の陳超。モザイクなし画像と連日訪れる見舞客の様子はこちら(ショッキング画像注意)。

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