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【滋賀】医師不足や現状聞く 大津赤十字病院で知事2007年12月4日 嘉田由紀子知事は三日、大津市長等の大津赤十字病院を訪れ、超未熟児や重症妊産婦を引き受ける「総合周産期母子医療センター」の医師や看護師から意見を聞いた。 知事は産婦人科や新生児担当科の集中治療管理室を視察。センターの機能について説明を受けた後、医師や看護師らと懇談した。 センター長の小笹宏産婦人科部長が「産科医に興味を持つ学生は多いが、実際には激減する。医師不足は構造的問題」と指摘。看護師も「新生児集中治療管理室が満床で(他院から)搬送を受け入れられない時が一番悲しい」と心情を吐露した。 知事は「医師不足や女性医師の離職防止について、行政としても継続的に支援してきたい」と話した。 訪問は、知事が県内の企業や施設を訪れる「おじゃまします!知事です」の一環。センターは、県の中心的医療施設として、他院では扱うことが難しい妊婦や新生児を引き受けている。 (勝山友紀)
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