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補正予算で相談員拡充
補正予算で相談員拡充
いじめ問題で、文科相
補正予算で相談員拡充 いじめ問題で、文科相
伊吹文明文部科学相は26日、深刻化するいじめ問題への対応について「補正予算ではスクールカウンセラーの配置を増やそうと要求している」と述べ、緊急措置として、年末に決定する本年度補正予算案に小中学校でのカウンセラーの増員や制度充実のための費用を盛り込む方針を示した。都内で記者団に語った。
文科省は、学校が児童や生徒の相談に適切に対応できるようにするため、臨床心理士など子どもの心理に詳しい専門家の配置を進めており、約1万の全公立中に配置できるよう都道府県や政令市に必要経費の半額を補助している。
しかし、小学生も含めたいじめ自殺が相次ぎ、中学校での配置率を上げることや小学校への対応が緊急課題になっており、補助拡充などを検討することにした。
同省は、いじめが原因で北海道滝川市の小6女児や福岡県筑前町の中2男子生徒が自殺したことを受け、10月に全国の教育委員会にスクールカウンセラー活用などにより学校での相談機能を充実させるよう通知した。
与党も今月24日、政府に対する補正予算に関する要望で、いじめ問題への対策を盛り込んだ。
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【共同通信】 |
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