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「区切りはない」と父親

自殺１カ月、教諭ら弔問

　自殺した男子生徒宅を訪れ、祭壇に線香を手向ける三輪中学校の教諭ら＝１１日午前、福岡県筑前町

「区切りはない」と父親自殺１カ月、教諭ら弔問

　福岡県筑前町の中２男子（１３）がいじめを苦に自殺してから１１日で１カ月となった。男子生徒が通っていた町立三輪中学校の合谷智校長をはじめとする教諭ら２９人が生徒宅を弔問。取材に応じた父親（４０）は「（息子が自殺に追い込まれた）真実が分かれば気持ちが変わるかもしれないが、自分の中に１カ月という区切りはない」と語った。　教諭らは全員がスーツ姿。男性は黒いネクタイを締め、午前９時すぎに花束を持った合谷校長を先頭に生徒宅に入った。弔問の際、遺族から学校の調査結果の報告のめどを聞かれた合谷校長は「もう少し待ってください」と話したという。　教諭らは１１日が生徒の月命日になることから学校として弔問に訪れた。弔問を終えると、合谷校長ら全員が報道陣の質問に一切答えず車に分乗して立ち去った。　この日は中学校のＰＴＡの役員、同級生なども弔問に訪れていた。

【共同通信】

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