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「再生会議で解決策議論」

中２自殺で山谷首相補佐官

　弔問を終え、遺族宅を出る小渕優子政務官（左）＝２５日午後、福岡県筑前町

「再生会議で解決策議論」中２自殺で山谷首相補佐官

　福岡県筑前町の町立三輪中学校２年の男子生徒（１３）がいじめを苦に自殺した問題で、教育再生担当の山谷えり子首相補佐官や小渕優子文部科学政務官らが２５日、筑前町役場で遺族や学校などから聞き取り調査を行った。　遺族との面会後、山谷補佐官は「真相究明に国がかかわってほしいという遺族の言葉を深く心に刻んだ」とした上で「スピードを持って具体的な（いじめの）解決策を教育再生会議で議論したい」と話した。　山谷補佐官によると、学校が調査中であることを理由に情報が県や町の教育委員会に上がっていないことが判明したといい、山谷補佐官は「現在進行形の問題を現時点で共有することが大事」と、県教委なども積極的に調査にかかわるよう指摘したという。　また「ヤンキー先生」として知られ、教育再生会議室長を務める義家弘介氏は、学校側が「現時点ではいじめが自殺の原因と断定できない」と説明したことを明らかにし「ショックだった。私はいじめと自殺の因果関係は明らかにあったと解釈している」と主張。「いじめの線引きが先生によってバラバラだ」と指摘した。　小渕政務官は「自殺にいたるまでさまざまな理由があったと思うが、現時点で明らかになっていない。まだ（学校側の調査は）始まりだと思う」と述べた。　男子生徒の父親（４０）は「言いたいことは全部伝えた。二度とこういうことが起こらないようにしてほしいとも伝えました」と話した。　小渕政務官は、町役場での調査に先立ち男子生徒宅を弔問した。

【共同通信】

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