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校長、同級生から実態聴く
校長、同級生から実態聴く
自殺の中2男子へのいじめ
校長、同級生から実態聴く 自殺の中2男子へのいじめ
福岡県筑前町の町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、同校の合谷智校長が生徒の自殺後の調査で、いじめについて詳しく知る同級生から実態を聴いていることが17日分かった。男子生徒の父親(40)が明らかにした。
父親によると、両親もその同級生からどのようないじめがあったかを知らされたという。
両親は16日夜に訪れた合谷校長に「同級生がすべてを校長先生に話していますね」と尋ねると、合谷校長はその事実を認めた上で「まだ調査をしているので、詳しく判明すればお伝えする」と回答した。
生徒の祖父によると、この同級生は男子生徒からいじめの相談も受けたが、「親たちが心配するから自分でどうにかする」と言われ、誰にも話さなかったという。
福岡県警朝倉署も遺族や教諭、同級生らから事情を聴くなどして生徒が自殺に至った詳しい経緯の調べを始めた。
同署は学校での生徒の様子について学校や同級生から話を聴いたり、生徒の両親から提供を受けた生徒の携帯電話に残ったメールを分析。いじめの実態把握を進め、自殺にどのようにつながったかを調べる。
一方、学校側は16日に全校生徒を対象に、今後、教職員に期待することを聞く無記名のアンケートを実施。アンケート自体は男子生徒の両親が希望したものだったが、父親は「先生の悪いところ、先生がいじめをやっているかを聞いてほしかった。内容がお願いしていたものと違う」と憤った。
父親は「自分たちのうみを出してほしかった。すべての先生にそれを認めて受け止めてほしい」と話した。
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【共同通信】 |
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