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いじめ自殺で現地調査
いじめ自殺で現地調査
文科省、19日には全国会議
いじめ自殺で現地調査 文科省、19日には全国会議
福岡県筑前町と北海道滝川市でいじめを苦にした自殺が相次いで発覚したことを受け、伊吹文明文部科学相は17日、地元の教育委員会に文科省職員を派遣し緊急に事実関係を調査することを明らかにした。
調査は17日に滝川市教委、18日に福岡県教委で実施。文科省職員3人が、関係者から事情を聴く。19日には全国の都道府県、政令指定都市の教委担当者を集めた全国会議を開き、毎年実施している自殺の調査で原因の正確な把握と報告徹底を要請する。
伊吹文科相は閣議後の記者会見で「学校、地域、家庭を束ねて子どもの命を守るはずの教育委員会が長い間事実を公表しなかったり、指導教員がいじめの引き金になったりして役割が果たせなかったのは非常に残念だ」と指摘した。
例年の調査でいじめが原因の自殺が7年連続ゼロである点については「各教委に報告をお願いしているが、因果関係(が不明)などで報告しないのかもしれない」と話した。
文科省によると、19日の会議では北海道、福岡県の事例のほか、いじめによる自殺を回避できた事例などについても報告を求めるという。
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【共同通信】 |
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