KDDIが12月1日に発売した鳥取三洋電機製の携帯電話「INFOBAR 2」について、「製造工場でINFOBAR 2の製品検査をしている」と自称する人物が、「あまり検査をせず、欠陥品をそのまま流している」などと自らのmixi日記に書き、ネットで騒動になっている。三洋電機広報部は3日、「担当者に事実を確認中だが、品質検査は何重にも行っており、欠陥製品が市場に出回ることはない」とコメントした。
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日記は1日付けで「企業秘密漏洩します。携帯は機械ではなく、人間様の手で作られている為、かーんなり適当です。眠たい時とかそのまま流すよ。クシャミをよくするから、鼻水やら唾液ついとるよ。イヤホンとmicroSDのトコのビスが浮いてたから閉めてたら割れちゃったけどそのまま流しちゃったぁ。カメラ内の毛ゴミ……携帯振ったら消えたから流しちゃったぁ」――などと書かれていた。
この日記が巨大掲示板などに転載され、「欠陥品をそのまま売るのか」などと不信感を募らせるユーザーも。この日記はユーザーIDごと、2日までに削除された。
三洋広報部は「鳥取三洋電機の品質管理担当者に事実を確認中。ただし品質検査は何重にも行っており、欠陥製品が市場に出回ることはない」としている。
KDDI広報部は「記事の信ぴょう性も含めて事実を確認している。品質に関しては十分な検査を行っているので商品に問題はない」とコメントした。
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