マクドナルドの東京都内の4店舗が、売れ残ったサラダの調理日時のシールを張り替えて販売していた問題で、日本マクドナルド(本社・東京都新宿区)は29日、記者会見を開き、こうした改ざんが6年前からほぼ毎日行われていたことを明らかにした。
問題が発覚した直後の27日の会見では、「2年前から張り替えをしたことがあった」と説明していた。2004年以降、賞味期限切れの原料を使用していたことも確認されたとしている。
この4店舗は、同社とのフランチャイズ契約に基づいて「アスリート」(同)が運営していた早稲田店、大塚駅前店、新大塚店、本郷三丁目店。
日本マクドナルドによると、サラダのシールの張り替えはアスリート社員がアルバイト店員に指示し、3店舗では01年12月から、1店舗では02年7月から常態化していた。サラダは本来は、販売する当日に調理すべきなのに、前日の閉店後に調理して翌日に販売することもあった。シールの張り替えはヨーグルトでも昨年6月から行われていたという。