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外為取引利益、10億円所得隠し・89歳容疑者を在宅起訴

 宇都宮地検は7日までに、外国為替証拠金取引(FX)で得た約10億8000万円の利益を確定申告しなかったとして、所得税法違反(不申告)の罪で栃木県足利市の男を在宅起訴した。

 起訴されたのは、無職、小川幸一被告(89)。起訴状によると、小川被告はFXで2004年に2億9200万円、05年に約7億8800万円の利益を得たのに、期限までに所得税計約3億9000万円に相当する確定申告書を足利税務署に提出しなかった。

 関東信越国税局から告発を受け、宇都宮地検が捜査していた。〔共同〕(12:28)

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