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ドイツで同国最高齢となる64歳女性が女児を出産

  • 2007年12月03日 18:30 発信地:ミュンヘン/ドイツ
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2007年1月1日にドイツ・ケルン(Cologne)で生まれた新生児。(c)AFP/DDP/HENNING KAISER

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【12月3日 AFP】ドイツで64歳の女性が女児を出産した。同国内では最高齢の出産で、何度も妊娠を試みて失敗した末に生まれた第一子だという。独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)のインターネット版が2日に報じた。

 同誌によると、女児は11月27日に南部バイエルン(Bavaria)州のクリニックで帝王切開で生まれた。体重は2キロで、クリニックのElias Karam医師によると、母子ともに健康だという。

 卵子は25歳のドナーから提供されたが、精子は64歳の夫のものを使った。ドイツでは卵子提供が禁止されているため、体外受精は国外で実施されたという。Karam医師は「女性がわたしのクリニックに来たのは助けが必要だったからだ。わたしは医師として当然のことをした」と話している。

 64歳での出産はドイツでは最高齢だが、世界記録はさらに上を行く。2006年末にスペインの女性が67歳で双子を出産し、その前年にやはり双子を出産した66歳のルーマニア人女性の記録を塗り替えた。(c)AFP

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