仮通夜の夜にろうそくから出火か、塩尻で住宅全焼し3人死亡
けさ早く塩尻市で住宅1棟が全焼し3人の遺体が見つかった火事は、病気で亡くなった父親の、仮通夜で使っていたろうそくの火が原因の可能性が出ています。
けさ4時前、塩尻市洗馬の会社員=柳沢行雄さんの住宅から火が出て、木造2階建ておよそ130平方メートルが全焼しました。
焼け跡から3人の遺体が見つかり、警察では柳沢さんと妻の千枝美さん、千枝美さんの母の笹枝さんと見て確認を急いでいます。
柳沢さんの家では、きょう未明まで、きのう病気で亡くなった父親の丈親さんの仮通夜が営まれていました。
丈親さんの遺体が安置されていた1階の奥座敷では、ろうそくの火を絶やさないよう亡くなった笹枝さんが遺体に付き添って寝ていたということです。
警察ではろうそくや線香の火が、何らかの原因で燃え広がった可能性もあると見て調べています。