フォルクスワーゲン(VW)は2010年に日本市場に超小型ディーゼル車を投入する。「ニュースポーツファミリー」と呼ぶ全長3.5メートル前後の車両に3気筒のクリーンディーゼルエンジンを搭載し、若年層の需要を開拓する。08年には「ゴルフ」にクリーンディーゼルエンジンを搭載して日本で発売するなど環境対応車を強化する。
東京モーターショーに来日したVWのヴィンターコーン社長が明らかにした。9月のフランクフルトモーターショーで発表した超小型車「up!」(欧州での価格は8500ユーロ=約138万円)をベースに開発。日本でも競争力のある価格に設定する。24日、報道陣に公開したミニバン型「スペースup!」など派生車もそろえる。(09:20)