災害に強い店舗　宮銀高岡支店が移転オープン

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　宮崎銀行（佐藤勇夫頭取）が宮崎市高岡町五町内で移転を進めていた高岡支店（中村洋一支店長、１１人）が完成し、３日、リニューアルオープンした。２００５年の台風１４号などを教訓に「災害に強い店舗」に生まれ変わった。

　同支店は、同台風による豪雨で床上１７０センチ浸水し、機器や書類が冠水して３日間の営業休止を余儀なくされるなど水害に遭うケースが少なくなく、安定営業を目的に移転を進めていた。

　同行では１０年ぶりの新店舗で、旧店舗から約１００メートル南の県道沿いに建設。スーパーマーケット「フーデリー高岡店」に隣接し、同町内でも比較的水害が軽微な場所という。敷地面積は約８９０平方メートル、建物（２階建て）面積は約５９０平方メートルで、総工費は約２億円。

【写真】駐車場に傾斜を設けるなど水害対策を強化した宮崎銀行の新高岡支店＝３日午前、宮崎市高岡町