やっぱり生活保護は廃止せよ!
オーナー針 OH伊豆メジナ 黒 12号 10673 価格:¥ 210(税込) 発売日: |
前にも書いたんだが、伊豆でも南の方というのは貧乏だ。こないだもローカルNEWSでその話題をやっていて、静岡県東部でも、長泉町と御殿場市は所得が高いのだが、松崎町とか、西伊豆町というのはその半分くらいしか所得がない。でも、そんな伊豆南部では、生活保護所帯は少ないんだよね。世帯収入が200万とかでも平気で暮らしているし、生活の「質」そのものは都会の500万世帯より豊かだろう。なんせ、河津から先はセブンイレブンもないくらいで、カネを使う場がない。TVもローカル放送でチャンネルが少ないので、話題のCMすら、見られないw スーパーも少ないので、自宅の庭先で野菜くらいは自給自足というのが当たり前だ。
こんな土地で生活保護なんか申請したら、町の全員に知られてしまう。なんせ小さな町なので、ほぼ全員が顔見知りだったりするわけで、隠しようがない。なので、貧乏でも生活保護を受給しようという発想が出て来ないわけだ。まぁ、伊豆に限らず日本の田舎ではみんなそんなもんだ。なので、日本における生活保護というのは、大阪・東京などの大都会と、あとは炭坑の名残りで北海道・九州に多い。で、現在、問題になっているのは「生活保護が世襲になってしまう」という事態なんだが、東京でも「家賃の安い都営住宅に入居したヤツが、子供の代になっても出て行かない」という問題で揉めているわけだ。北海道・九州の炭坑が、って、炭坑が閉鎖されて何年経つんだ? という感じなんだが、そら、働かなくても毎月お手当が貰えれば、誰だって好きこのんで汗は流さない。
もちろん、東南アジアの国では日本みたいな生活保護はないんだが、福祉がないわけじゃない。おいらの仕入れ先であるサンデーマーケットで民芸品売っているオバチャンは、山岳少数民族の出身なんだが、幼い子供を抱えて父親に逃げられ、母子寮に住み込んで市場で働いているわけだ。市場の店では、隅っこの戸棚の中に赤ん坊をしまっていて、泣くと出してあやしている。市場は土日だけなので、平日はチェンマイまで夜行バスで仕入れに行ったりしているようだね。その間、赤ん坊は母子寮の仲間に預けているんだろうか。そういえば昔は、子供を抱えて食えないオンナは「母子寮」なんてモノに入っていたものだが、今の日本では死語になってしまったな。今でもないわけじゃないんだが、生活保護で済ませてしまう傾向が強いようで、役人さんが面倒くさいのを嫌って、カネで済ませるか、追い返すか、どっちかしかないようだ。
このところ生活保護費が最低賃金より高くなりすぎて引き下げられたり、在日特権だなんだと、何かと話題になるというのも、基本的には役人が「面倒なのを嫌ってカネで済ませる」という体質に原因があるわけだ。むかしはどの集落にも世話好きな人や、面倒見のいい人がいて、生活保護なんかなくても飢え死にする人が出ないように色々と世話を焼いていた。それが「役所の仕事」になってしまってから、世の中がどんどん悪くなる。特に最近多いのが精神疾患系で、キチガイだから働けませんというのが都会では多い。そう、これも「都会では」なのだ。田舎にキチガイがいないわけじゃないんだが、おいらもグアムで行方不明になった従業員を探して連れ帰ったり、自覚のないキチガイを病院に引っ張って行ったり、大勢の人間を使っていると、色んな事が起きる。で、何人か面倒を見ているんだが、田舎ではキチガイだって働いてるわけでね。都会のホームレスを観察していると、「対人関係が駄目な人」というのが多いんだが、これも田舎の人の特徴で、百姓だったら一人で作業するので、ヒキコモリと変わらない。で、別に問題にもならないわけだが、都会で組織に組み込まれて働くというシステムに馴染めなくてホームレスになるわけだ。
で、2ちゃんころでは生活保護叩きというのが盛んなんだが、特に、この記事では既に13本目のスレが立つほどの人気で賑わっている。
老齢加算廃止の取り消しを国に求めて東京地裁に提訴した原告の1人、東京都調布市の八木明(めい)さん(81)は、バセドー氏病の長女(55)と暮らす。
八木さんは「老齢加算の1万7930円が切られ、食費を切り詰めた。
洋服はもう何年も買っていない。弱いところから切る国のやり方は許せない」。
3児の母で、夫の暴力でPTSD(心的外傷後ストレス障害)となり入退院を繰り返している
北海道小樽市の佐賀光江さん(41)は「長男を高校に行かせたいし、野球が大好きな次男をシニアチームに入れてあげたい。でも、母子加算が削られ、灯油も値上がりし苦しい。風呂を週2回に減らした。これ以上何を削ればいいのか」と話した。
ネットワークの湯浅誠事務局長は「基準引き下げは就学援助などにもつながり、貧困層を圧迫する。
断じて許せない」と批判した。同ネットは検討会に対抗し、当事者が参加した「生活扶助基準に関するもう一つの検討会」を12月7日に開催する予定だ。
まぁ、じっくりと読んでいただくとして、ちなみにおいらもバセドー氏病なんだけどね。
最近のコメント