サンセベリアの管理方法
管理環境
【置き場所】  耐陰性はかなり強いので、室内で楽しめます。しかし、本来は陽光を好むので、明るい場所が好適です。もっとも、真夏だけは強光線に当てると日焼けすることがあるので、日陰にします。
【温度・越冬】 生育適温は20〜25℃程度です。丈夫な植物ですが、低温に非常に弱いのが欠点です。15℃でほとんど活動を停止します。ただし、乾燥には非常に強いので、水を全く与えない乾燥状態にすれば、5℃以下の低温にも耐えます。
栽培
【水やり】 生育期には土が乾いたら十分に与えます。乾燥には強く、過湿を嫌います。冬は8℃以下になれば、水を全く与えないで、春まで待ちます。かなりしわが入った常態になりますが大丈夫です。春に温度が高くなれば徐々に水を与えていきます。
【肥料】 夏の生育中のみ緩効性肥料の置き肥か、液肥をときどき与えます。肥料は少なめがよいでしょう。
【植え替え】 5〜6月が植え替えの適期です。株が大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えますが、2年に1度が目安でしょう。古い土を落とし、傷んだ根も切り取ります。
【殖やし方】 株分けで殖やします。あるいは地下茎を切って伏せ込んでも新しい株ができます。葉挿しも簡単です。葉を長さ7〜8cmぐらいに切り刻み、これを挿せばよいのです。ただし、葉挿しではローレンチのように外周に斑のある品種は、外側の斑が消えて、原種のアツバチトセランの姿になってしまいます。
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