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【ネットの話題】

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2007年12月3日

 ★8割の女性が出産医療体制に不安 妊娠・出産・育児に関する携帯電話サイト・ママニティの「出産医療に関する意識調査」(会員対象・4279件回答)によると、子育て中や妊娠中の女性の81%が現在の出産医療体制に不安を感じていることが明らかになった。

 また、自宅からかかりつけの産院・病院まで1時間以上かかる人が6%、近くに産院・病院がなく希望する施設で出産できなかった「出産難民」は2・6%。救急医療施設に妊婦の受け入れを拒否される「危機体験」をした人は4%あった。

 一方、日本産科婦人科学会が提唱している「検診は小さな産科クリニック、出産は設備の整った大病院で」という「産科オープンシステム」について、名前さえ知らない人が44%に上った。

 ★大企業ほど育児サポート充実 総合情報サイトのオールアバウトとNTTレゾナントの「育児と仕事についてのアンケート」(1068人回答)で、企業の育児サポートは、大企業ほど多様な制度が用意され、6割近くの人が満足していることがわかった。

 満足度は、10人未満の小企業71%がもっとも高く、企業規模が大きくなるにつれて下がり、500人以上1000人未満の中企業46%が最低で、1000人以上の大企業になると60%以上に回復する。

 企業が導入している制度は、短時間勤務50%、1年以上の育児休業45%が多く、特にないも22%あった。今後、企業に導入してほしい制度は、育児サービス利用料の補助50%、事務所内保育所48%などが目立っている。

 

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