◇小児科特化の診療所へ
鹿島市は、鹿島藤津地区医師会館(同市高津原)内の休日急患センター(内科、外科、小児科)の名称を来年4月から市「休日こどもクリニック」に変更し、小児科に特化した診療所とする。7日開会の12月議会に、関連経費49万円を盛り込んだ一般会計補正予算案と条例改正案を提案する。
市保険健康課によると、センターでは現在、地元の医師2人態勢で診察に当たっているが、今後は市などの要請を受け、佐賀大医学部から派遣される医師1人が診るようになる。センターでは小児科の診察が全体の6割以上を占めており、内科、外科は市内の休日当番医が対応する。同市内では小児科医が5人いるが、今後は不足することが懸念されている。
診察はこれまでと同じ日祝日の午前8時半~午後5時。【関谷俊介】
毎日新聞 2007年12月3日