【台中(台湾)田中義郎】日本戦を前に、韓国は試合直前になって先発メンバーに大きく手を入れた。試合開始1時間前に公表されたメンバーでは、先発投手は米大リーグ、レイズに所属する右腕、柳済国だったが、直前の変更で左腕の田炳浩(三星)に。また野手も、右打者が上位に据えられた打順になるなど、先発10選手中7人に何らかの変更が加えられた。
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球場のスコアボードも、試合が始まってしばらくは変更前のオーダーを表示しており、韓国の変更が急なものだったことをうかがわせた。試合開始直前に、球審へ問い合わせた星野監督は試合後、「びっくりした。監督会議で(オーダーの発表方法については)確認したのだが、(試合になって)出てきたメンバーは(公表されたものと)かなり替わっていた。会議で決めたのに疑問に思っている」。国際大会ならではの「奇襲」に、不信は隠せないようだった。
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